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資格にチャレンジ!│生協教育事業部

辰已法律研究所「予備試験」

法学部 法律学科 4年 小俣 拓実さん法学部 法律学科 4年
小俣 拓実さん

予備試験スタンダード論文答練(第1クール・第2クール)、予備試験総択、予備試験論文予想答練、予備試験論文公開模試、予備試験口述模試
受講

2017年 予備試験合格

今、やるべきことを考える

1.目指した理由

予備試験を目指した大きな理由は、経済的理由と早く実務に出てみたかったからです。そのため、法科大学院を卒業しなくても、司法試験の受験資格を得られる予備試験に合格したいと思いました。

2.当スクールに決めた経緯

辰已法律研究所は、模試などの受験者数が非常に多く、全受験生の中での自分の相対的なレベルを把握するのに、もっとも適切だと考えました。また、大学の先輩方から、辰已はスタ論や模試などの問題・解説のクオリティが高いと勧められたのも、理由の一つです。

3.実際に通ってみて

正直なところ、中央大学から辰已がある高田馬場までは、距離が遠く、通うのは少し大変です。
しかし、普段とは違う場所で知らない方に囲まれながら、答案を作成することは本番に近い緊張感があります。さらに、中央大学の法職講座は非常に充実していますが、当然ながら、予備試験は、全国のロー生や社会人の方々も受験します。そうであるとすると、大学内での順位を把握するだけでなく、できるだけ様々な受験生が参加する答練や模試を受験して、自分の相対的なレベルを確認することが必要だと思います。この点、受講生の多い辰已の模試などは非常に有効で、そこで得たデータを活用していました。例えば、上位になった問題はあっさり復習して、平均点を下回る問題は類似の問題を解きなおすようにしていました。
そのため、高田馬場まで行く価値は十分にあると思います。そこで、私は週2回の答練を1日にまとめる等工夫して、辰已に通っていました。

4.受験勉強について(受験勉強で大切なこと、自分で工夫、意識したことなど)

私が特に受験勉強で大切にしていたことは、限られた時間の中で何が必要なのか取捨選択することです。
例えば、私の場合、短答を特に苦手としていました。そこで、辰已の模試などでデータを分析すると、論文ででてくる論点や判例に関する問題について正答率が高く、あまり論文にでてこない分野や条文問題の正答率が低いことが分かりました。そのため、やみくもに過去問を何度も回すことより、直前期は条文の素読を行うことで苦手分野を補っていました。
また、論文については、学部生が手薄になりがちな行政法を2年生の冬には始め、実務科目についても、3年生の夏から対策していました。これは、短答試験から論文試験までのわずかな期間を全科目の総復習にあてたかったからです。このように、将来のことから逆算して、今何を行うべきか考えることも重要だと思います。

5.最後に

予備試験は、短答が5月、論文が7月、口述が10月と長期間にわたる試験です。そのため、精神面や体調面を維持することも大変だと思います。そこで、一人で悩みすぎず、先輩方や同期の力を積極的に借りることも大事だと思います。実際に、私も各試験前は友人たちと色々な話をするなどして、リラックスして試験に臨むようにしていました。
皆さんも、最後まで諦めずに予備試験合格を目指して、頑張ってください。


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